Track and Field Olympics

オリンピックで盛り上がる種目の1つが陸上競技です。近年では日本人の活躍も増え、ますます注目度が上がっています。この記事では、これまでで世界中に人に感動を与えた陸上選手を紹介します。

ウサイン・ボルト選手

ウサイン・ボルト選手は人類最速と言われたジャマイカ出身の陸上選手であり、数々の成績を残してきました。
北京、ロンドン、リオデジャネイロオリンピックで100m、200mにおいて金メダルを獲得しています。ボルトが出した100m9秒58、200m19秒19は現在でも破られることなく、世界記録として残っています。

カール・ルイス選手

カール・ルイスはアメリカ出身の元陸上競技選手です。「陸上競技界のスーパースター」と呼ばれ、100mで世界で最初に10秒の壁を破った人物として脚光を浴びました。
1984年にロサンゼルスオリンピックで100m、200m、走幅跳、4×100mリレーの4つの種目で金メダルを獲得しました。オリンピックでの合計獲得メダル数は10個で、うち9つが金メダルという輝かしい成績を残しています。
1997年に競技を引退し、現在では俳優として活躍しています。

モハメド・ファラー選手

モハメド・ファラーはソマリア出身の中長距離走を専門とした元陸上競技選手です。レース後の「M」を表したモボットポーズで知っている人も多いことでしょう。初めて出場したオリンピックである2008年の北京オリンピックでは予選敗退となりましたが、2012年のロンドンオリンピックで見事金メダルを獲得しています。
さらに、2016年のリオデジャネイロオリンピックででは、男子10000mの決勝で転倒するアクシデントに見舞われながらも金メダルを獲得し、世界中を沸かせました。

ポーラ・ラドクリフ選手

ポーラ・ラドクリフはイギリス出身の女子長距離走・マラソン選手です。初めて出場した1996年のアトランタオリンピックではメダルを逃しましたが、約10年後の2005年のヘルシンキオリンピックではマラソンで見事に大会最高記録を出して、金メダルを獲得しています。

為末大選手

為末大は、広島県出身の男子元陸上競技選手で、400mハードルで日本記録を出しています。2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京と、3大会連続でオリンピックに出場し、日本における陸上競技の注目度を上げた人物でもあります。
現在はスポーツコメンテーター、タレント、指導者として活動しています。